2009年11月10日火曜日

赤坂の坂(4) 三分坂

”さんぷんざか”という。標識には、「急坂のため通る車賃を銀3分(さんぷん:百円あまり)増したためという。坂下の渡し賃一分に対していったとの説もある。さんぶでは四分の三両になるので誤り。」とある。「坂下の渡し」 とは、坂下に渡し船があったということなので、江戸時代には坂下まで海が入り込んでいたのであろう。
写真の坂の左の標識は、報土寺入口前の築地塀の標識であり、その奥は雷電為右衛門の墓の標識である。